和田秀樹著 幸せな女の子の育て方

「幸せな女の子の育て方」
 
現代を生き抜く女の子を育てる上で大切なことは何か。が書かれた育児本📚
 
手に取ったきっかけは、
精神科医や勉強法の著者として有名な和田秀樹さんの本を
これまでに何冊も拝読していたから。
二人の娘さんは東大と慶応大卒ともあり、気になって読んでみたよ✨
 
心に響いたところは5つ!
 
1つ目は、
 
これからの時代、白馬の王子さまは、やってこない。
王子様を待つのではなく、自分で幸せを掴みに行こう。
 
 
昔は女の子の育て方といえば「蝶よ、花よと育てる」という言葉があるみたいに、
ゆっくりと穏やかに育てて、花嫁修行をして嫁ぐ。というパターンが多かったよね。
 
でも、今は女性の社会進出が進んで、「社会的な自立」が求められてる。
 
しっかりと勉強して「知力」と「学力」を身につけて、
①人生の選択肢を増やし、
②自分の脳力、学力で食べていくためのベースを作り、
③必要な時に転職できる、
女性自身の力で幸せな人生を送る必要がある。
 
 
それに、最近の男性は、パートナー選びの判断基準を、
その女性が持っている能力に置く人が増えているらしい。
 
トップクラスの人が多い外資系企業の男性は
同じ社内の女性と結婚するパターンが増えてきていて、
トップクラスの人はトップクラスの人と、
ロークラスの人はロークラスの人と結婚するクラス社会化が進んでいるんだって。
 
伸びやかにゆったりと過ごしていれば、
白馬の王子さまが現れて幸せに暮らす…のは、もう物語の中だけ!!
 
しっかり現実を見て努力して、
「知力」と「学力」を身につけた女性のみが、
その女性にあった王子様を得て、幸せになれる!
 
 
 
私もこの意見には賛成。
 
男性に頼ってばかりいては、自分の意見をしっかりいえず、
自分の人生を生きることができなくなる。
 
娘にも知力と学力をしっかり身につけて、自立した女性になってほしいな。
そのために、できることは…心に響いたこと2に続く。
 
 
 
心の響いたこと2つ目は
 
「我が家の価値観をもつ!」
 
 
我が家の価値観とは、
子供にはこうなってほしい。という親の思いから作られた家庭でのルールのこと!
 
例えば、
絶対に嘘をつかない。
隠し事をしない。
悪いことをしたら素直に謝る
自分で決めた約束は必ず守る 
とか。
 
でも、
子供は「どうしてうちばっかり!」とか「そんなルールおかしい!」
と反発することも…
 
その時は
 
「よその家では許されていることでも、
我が家は我が家の価値観であなたを育てているから、ダメなものはダメ。
気に入らなければ、早く大人になって、自立して自分の好きにできるようになりなさい。」
 
といえばOK。
 
大人と子供の境目をはっきり示すことで、しつけができる。
しっかり自立させるためにも、大人と子供の境目を作ることは大事なのだそう。
 
 
私も同感だな。と思った。
友達親子とか流行っているけど、
親は親の威厳をみせて、
子供の壁になる必要があるとおもう。
子供はその壁を乗り越えようと自立して行くんじゃないかな…。
 
 
 
心に響いたこと3つ目は
 
体力も学力も男の子より早咲きの女の子にあった教育をする
 
 
高校生までは、女の子の方が身体的な成長が早く、
運動能力、学力、コミュニケーション力等々
女の子の方が男の子に比べ理解力や適応力が高い!
 
だから女の子はスタートダッシュを利かせた勉強方法が向いているらしい!!
 
小学生、中学生の女の子はできることがどんどん増えていく。
 
だから、小学生、中学生の時に成功体験や達成感を通じて
「自分はできる」という自信を身につける!
 
すると、困難なことがあってもチャレンジできる強い心が育てられる。
 
女の子は早熟で、お母さんの真似事を「私がやる!」と言いがち。
 
これを尊重して、
女の子が自発的に興味関心を持ったことを気の赴くままに経験させることで、
その子の能力を伸ばすことができるんだって。
 
 
うちの娘はまだ3歳だけど、
もう「一人でできるもん!」が強い。
娘の意見を尊重してやらせてみるけど、
ほどんと失敗…片付け大変…ありがた迷惑…(;_;)
「強い心」を育てるために、ママ頑張る…!
 
 
 
心に響いた言葉4つ目は
 
「賢いことはいいことだ」と言い続ける!
 
 
賢いことはいいことだ!」と小さい時から伝え続けることで、
子供の向上心、向学心を後押しする効果があるんだって。
 
女の子は背伸びしたがりのおませさん。
お母さんが「賢いて素敵。勉強すると賢くなれるんだよね。」と常日頃言っていると、「自分だって賢くなりたい!」と知的欲求が刺激されて、
進んで勉強に取り組むようになるらしい。
 
このサイクルを掴めばこっちのもの!!
 
逆に、親が”勉強=つまらないこと。苦痛なこと。”と思っていると、
子供にも伝わって勉強に苦手意識を感じさせてしまうんだそう。
 
親が”勉強は知らないことを学べて、楽しいことなんだ!”と思うことが
まず大事なんだな。と思ったよ。
 
 
 
心に響いたこと5つ目は
 
女子グループのボスが成功者になることは少ない。
 
 
女の子は仲良しグループを作りたがり。
そこには必ずボス的な女の子が現れる!
 
常にボスの機嫌を伺いながら行動し、
ボスより学力や運動神経が良かったりするといじめにあったり…と
ストレスを感じることがよくある。
 
女子グループのボスは一見、非常に影響力を持つ大人物的な印象があるけど、
そのグループの中で威張っているだけで、社会に出て成功者となる確率は極めて低い。
 
だから、子供が友達グループのことで悩んでいる時には、
 
「ボスの言いなりになる必要はない。あなたは自分の能力を磨いて、大人になった時、ボスより素敵な人生を実現すればいいのよ。」
 
「学生時代の数年間だけの女の子のグループの問題で悩む必要はない。人生はまだ長く、社会は広い。自分の道を信じて進めばいいの。」
 
「お母さんはいつもあなたの味方だよ。」
 
などと、伝えるとよいそう。
 
 
私も、子供の頃は学校の世界しか知らず、
これが全てでここで失敗したら人生は終わりだ…
とまで思っているところがあったな。。
 
でも実際大人になってみると、
学生時代の友達は数名としか連絡をとってないし、
社会に出たら女の子グループでの悩みなんて大したことなかったなって思う。
子供が女の子グループで悩んでいたら、世界は広く、
学生時代の数年はあっという間だよって伝えたいな。
 
 
以上5つでした✨
 
私も2人の娘をもつ母として
しっかり自分の足で生きていける女性を育てていきたいな。